北海道釧路、 幣舞橋(ぬさまいばし)から観る夕日が美しいと、 僕は行ったことないけれど、 あるブロガーさんから教えてもらった。 欄干には春夏秋冬を表す4体の乙女の像が飾られている。 この街を舞台に 原田康子の小説『挽歌』は生まれた。 生まれは東京だけれど、 原田は生後1歳のとき、父の転勤によって釧... 続きをみる
映画のブログ記事
映画(ムラゴンブログ全体)-
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映画「起終点駅 ターミナル」 原作は2013年に「ホテルローヤル」で第149回直木賞を受賞し、 ベストセラー作家となった桜木紫乃が2012年に発表した「起終点駅 ターミナル」、 6作からなる短編集の表題作の映画化だ。 主人公は鷲田寛治(佐藤浩市)、 一人北海道釧路で暮らしている。 人間関係を絶ち、... 続きをみる
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映画「花蓮-かれん-」 27歳の周平(三浦貴大)は東京の大学を卒業後、 実家のある茨城の地方都市で設計士として建築会社に勤務している。 家業のレンコン農家を継いでほしいと 父親から言われるが、 まだ決められない心の内、 子どもの頃から見ていた どろんこになって働く地味な仕事、 嫌がるのも無理はない... 続きをみる
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僕たちの別れは、 まるで映画やドラマになってしまった。 切ない余韻を残してのTHE ENDだ。 映画やドラマだと、 観ているときは感情移入しているけれど、 観終わったら、 「あー、切ない最後だったなー」 なんてよそ事で終わる。 だけど、当事者になると 「何カッコつけているの?」 「これでいいの?」... 続きをみる
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愛のあり方 幸せは二人にしかわからない 「死にゆく妻との旅路」
「死にゆく妻との旅路」 この映画は事実に基づいて制作されたものだけれど、 観る方は辛く、ずっと悲しみの旅路だったようにも思う。 結末もすごく後味が悪い。 どう理由付けすれば、 納得できるのだろうと僕は考えていた。 亡くなった妻はかわいそう、 不幸な一生だったと、 思いたくないのだ。 この夫婦は幸せ... 続きをみる