異性スキルライセンス 熟年ラブ 大人の恋 アラフィフ・アラカンブログ

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不安…  不幸にならない前に 不幸になっている



不安を主症状とする神経症を
不安神経症(最近は「全般性不安障害」なんて言われる)という。


「パニック障害」という病もよく聞かれる。


これもやはり不安からきているのだそうだ。


不安は僕もある。
全くない人なんて少ないだろうなー。
みんな多かれ少なかれもっている。



とくに仕事をを辞めてから付きまとっているみたい。
今は小遣い程度のことをしているが、
仕事をしてないとやっぱり不安だ。
大学を卒業してから30年間、
ずっと仕事一筋で来たからというのもある。


将来のこと、
といっても人生半世紀以上生きていて、
将来はというのも変だけど、


年老いて惨めな生活にならないだろうかという不安、
健康でいられるだろうか、
認知症になったらどうしよう
徘徊なんかし出したら、
子どもには絶対迷惑かけたくない
世の中の人に迷惑をかける


今まで元気でいて、
スッーっとあの世に行けたらどんなに幸せだろうか、
なんて考えるときがあるなー。


介護生活は
いずれ自分がされる方になるんだろうなー、なんて。


どうしよう
どうしよう


考えれば考えるほど
ド壷にはまるように思うので、
なるべく考えないようにしている。



不安は漠然とした
恐れの感情だそうだ。



セネカ(紀元前1年頃-紀元後65年)という古代ローマの哲学者がいた。
彼は、第5代ローマ皇帝「ネロ」の幼少期の家庭教師も務めた人物だ。


セネカのの言葉に


およそ惨めなものは、
将来のことを不安に思って、

不幸にならない前に
不幸になっている心です。
と…


なるほど、まさに的を得た言葉、
名言だと思った。


本質的に古代も今も
人間って変わらないものだ。



今お付き合いしていて、先のことを考え
不安になっている人がいる。


そんな先のことは誰もわからない。


考えるなら
未来予想図はすばらしいと考えればいいんだ。



とにかく今を大切に、
今を一生懸命、


僕は今、僕を必要としてくれる人を大切にしていきたい。

ただそれだけ

それが幸せ…。