日本人は、
「付き合ってください」
と告白、
相手の了承を得てお付き合いするというのが
スタンダードだ。
これで彼氏になれた、
彼女になれたと満足する。

だけど、
外国人はそうでない、
日本人の方が少数派みたい。

だから、
二人でお酒を飲みにいってもお茶しても、
ちょっと遊びにいっても、
付き合っていると思っていない。
好きであっても
彼氏彼女ではないんだと言い聞かせたりしてね。

気持ちはあっても公には
友だちと思っている。

仮に、彼氏彼女になったとする。
だけど…、
お互い独身同士なのに
しばってしまう。

他の異性と付き合ってはいけないと…。

考えたら、
なんと律儀な国民だなぁと思うよね。

独身なんだから、
誰と付き合おうと自由、
二股三股でもいいし、
いろんな人と付き合う中で、
一番をきめて結婚すればいい話、
付き合っているだけで、
夫婦みたいに
もう浮気できないみたいな…。

付き合っている恋人とするのがデート、
外国人はデートは恋人とするためのものではない。

お互い束縛しないということなんだろうね。
たとえ好きな人であっても、
告白して「お付き合いしてください」
契約関係みたいなことは稀だという。

デートは遊びだ、
もし好きでもお試し期間の遊びだ。
独身なら、もちろん複数の異性と交際しているのもOK。

付き合っているから
それが不純だと思う日本人、
貞操観念が強いのか、
恋愛そのものが神聖なモノ、
美しいものと捉えている。

「鶴の恩返し」
という昔話があるけれど、
タンチョウヅル、
国鳥と思っていたんだけれど、
キジみたい。
だけれども日本をイメージする鳥だ。

タンチョウヅルはつがいになると、
一生添い遂げるという。
（本当は、1年だけの夫婦もたくさんいて、新しい相手を見つけるために求愛ダンスを踊るタンチョウもいるとのこと）

そういう日本人が好む夫婦のあり方や、
男女間の美的な思考があるんだと思うね。

付き合うだけでも
契約みたいに公にお墨付きをもらってから
お付き合いする。
お互い相手を一筋に愛していかなければ…みたいな。

日本の国鳥はキジだ。
キジは、数羽のメスが複数のオスのなわばりを次々に廻って、
気に入ったオスと交尾するという乱婚みたい。

なんで選んだのだろう？

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