異性スキルライセンス 熟年ラブ 大人の恋 アラフィフ・アラカンブログ

日常のさまざまを発信しています。大人の恋も…ブログで綴りべんきょうしています。

「花蓮-かれん-」 別れても これがいい…

映画「花蓮-かれん-」


27歳の周平(三浦貴大)は東京の大学を卒業後、
実家のある茨城の地方都市で設計士として建築会社に勤務している。


家業のレンコン農家を継いでほしいと
父親から言われるが、
まだ決められない心の内、
子どもの頃から見ていた
どろんこになって働く地味な仕事、
嫌がるのも無理はない。


幼なじみの陽子も東京へ出で、
地元に帰ってきている。
陽子と周平と付き合っていた。


再会した二人、再び恋心が再燃する中
ひょんなことから、
友だちの誘いでアイという地元のスナックで
ルーツを探しに来た日系タイ人ホステスのカレン(キタキマユ)と出会う。
彼女を好きなり、
周平の気持ちは揺れる。
親にも紹介し、結婚のプロポーズをする。


結局カレンは周平と結婚せずに
陽子にお願いして、
タイへ帰っていく…。


禁断のラブストリーのような
激しい男と女という映画でもないし、
どろどろしたものでもない。
女心をくすぐるような
ロマンチックでもない。


結婚適齢期の一般的な男の
ちょっとした恋物語である。


この映画で何を言いたかったのか、
よくわからないけれど、
ふつうのまじめな男がふつうに恋をする。


カレンの母を想う気持ちを尊重して
一緒になれなかっただけの話。


けれど、引き込まれるように見入ってしまった。
好きな人と結婚できなくても
最後はこれでよかったんだ、
なんて納得した。


彼女の国、タイへ追いかけて行って、
カレンに求愛することも
ラブストーリーとしては面白いけれど、
両親のこと、カレンの母親のこと、
幼馴染のようこの気持ち
を考えたら、
これでいいのかなー、なんて思った。


好きになってとことん相手を追いかけて
一緒になる。
だけど、まわりを悲しませるならば、
別れる。
それが一番いいよね。


別れても、
美しい想い出として心に残る。
永遠のラブストーリーとしてね。



キタキマユ×三浦貴大ダブル主演!映画『花蓮~かれん~』予告編