異性スキルライセンス 熟年ラブ 大人の恋 アラフィフ・アラカンブログ

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こんな嫁も必要な時代なの? いつも家にいる嫁



現職のころ一緒の職場だった
Kさん(女性)か遊びに来てくれました。


息子さんが結婚され、
その嫁は4つも上の姉さん女房なのなのだけれど、
しっかりしている嫁とは程遠い子だというのです。


穏やかで、
のんびりとした性格なのだといいます。


姑になった自分に慕ってきてくれて、
嫁姑の争いには
まずならないと言っていました。


「ひょっとして、田舎の子?」
と尋ねてみたら、
福井県のものすごい田舎で、
周辺は何にもなく、
まさに辺鄙(へんぴ)という言葉にぴったりという
ようなところで育ったとのこと。


親同士の顔合わせで、
向うの実家に行って
すごい田舎でびっくりしたという。



共稼ぎが一般的な時代ですが、
息子さんの嫁は家にいる方が好き、
家事をしているほうがいいと、
専業主婦に向いているらしい。


ひとり暮らしのおばあちゃん(Kさんの母)のところへもよく遊びにいって、
一緒に昼を食べたり
話し相手をしているというのです。


「母がボケないから、ありがたい」
と言っていました。
おばあちゃんところへおしゃべりしに行くなんて、
最近の子には
やはり珍しいのかもしれません。


田舎の子という言い方は、
偏見がありよくありませんが、
お嫁さんは、
小さい頃の育った環境が3世代同居、
家にはおばあちゃんおじいちゃんがいる。
昔から代々住んでいた家で、
仏壇もあり、
先祖を敬うということが当たり前で
育ってきた環境なのです。


だからお年寄りと上手に会話ができる。


一緒に居ても違和感がなく
すぐにとけこめる。



僕は、そんな話を聞いていて
今どきめずらしい子だなーと、
正直思いました。


共稼ぎは否定しませんが、
家が誰もいない。
近所も留守宅ばかり、
ひとり暮らしのお年寄りだけいる、
そんな地域が増えてきた時代です。


そういう時代こそ、
こんな子が必要なのかもしれないと、
思いました。


自分たちの生活ばかり優先させ、
お金を稼ぐ、
共稼ぎは2馬力だから
お金にゆとりができる、
貧乏にはなりたくない、
だから共稼ぎをするんだ。


日本の政府もみんな働け働けと
推進している。
しかし、今や高齢化社会、
寿命ものびて、ますますお年寄りが増えていきます。


福祉に金がいる、
財政がひっ迫してくる、
だから、働けというのは
それでいいんだろうかと…。


ほんとうは、いつも家にいる
こんなお嫁さんも必要な時代なのかなーと、
ふと考えてしまいました。