「子供部屋おじさん」
という言葉があるんだそうだ。
いろんな新語が現れるものだ。

どんなおじさんかというと、
成人後暫く経っても実家から離れず、
実家の自分の部屋で暮らすおじさんのこと。
自分の部屋というのは、
子供の頃からずっと使っていた部屋だ。

要はいい年（40以上かな）をしているのに、
ずっと実家にいるおじさん。
はやく結婚して家庭をもって実家を出ていきなさい。
良い意味に捉えられず、
どう聞いても揶揄して生まれた言葉だよね。

別に他人がとやかく言うことはないし、
家賃がいらない分経済的だし、
親もきっと高齢、
子どもがいたら安心だしね。

「実家男子」
という言葉もあるし…
年齢で区別できる。

女性なら
「子供部屋おばさん」になるのかな？
だけど、実際いるんだと思うけれど、
おじさんより、偏見は少ないように思う。

また、独身女性なら、
一人暮しの危険もあるから、
実家は、加えて安心ということもあると思う。

だけど実家暮らしは
モテないみたいだな。

とくに30歳過ぎての実家暮らしは、
一人前の社会人なのに、
いつまでも親の面倒をみてもらっているといったイメージ、
経済的に助けてもらっている、
食事や身のまわりを母親にしてもらっている、
甘えていると
とられてしまう。

女性なら、親のうるさいところなら門限があるし、
夜遅くなれないと…。

また、親公認の仲になるしか
彼女の家へは遊びにいけないとかね。
親の影がちらついているのが、
付き合いにくいのかもしれない。

昔は結婚まで家にいるというのは
女性はふつうだった。
だけど、結婚を促されたりして、
いかず後家なんて言われ、
肩身の狭い思いをしたんだろうな。

親との関係はもちろん
切り離すことは出来ないんだけど、
ずっと一緒だと、お互い依存してしまうように思うんだよね。
甘えるというか…。

母親に食事やら身のまわりのことしてくれたら
楽ちんだけど、それが当たり前みたいになって
感謝の気持ちが無くなるように思うけどね…。

これは個人的な想い…

自分のこと言うと、
不経済だけど、
成人してからは
親とは住みたくなかったなぁ…。