当たり前なんだけれど人間は動物、
だけど、理性というか、
動物的なところは表ざって見せない。
そこは
本能というところだ。

こと、男女間の行動は
動物的なところ、多分にある。

たとえば野生動物は、
オスは鳴き声や、自分の美しさをアピールするなど
求愛行動も様々だけれど、
そのエネルギーは凄まじい。

孔雀の羽はとても美しい、
あの羽はオスしかない。
しかも、飛ぶための羽ではないのだ。
求愛に使用されるだけなのだ。
飛ぶ用の羽は、地味な羽が別についている。

人間も求愛行動をする。
発情期なんて限られた期間だけではないのだ。
年中、24時間できるんだから、
すごいなあと思う。
そのエネルギーは情熱だ。

情熱、
男女間の愛情は
この情熱からスタートする。

男の情熱は一気に上昇する。
女性も恋に落ちるってある。

男は視覚優位だから、
見た目が大きい。
かわいい、美しい、しぐさ等々、
ターゲットになる女性がいたら、
猪突猛進、まずLINEなどで繋がりたいと願う。

繋がったら、どれだけアクセスするか、
甘い言葉、おせっかいほどの親切、
マメスケと言われるぐらいアクセスする。

自分をアピールしてちょっとでも
彼女をこっちに振り向かせたい。
そして関係ができた。

情熱は、必ずいつか冷めるときがくる。
冷めたら関係は終わりというものでもない。

情熱が冷めることと
愛情が冷めることは違うからね。

情熱は激しく、盲目的なもの、
だけど、愛情は穏やかに、
冷静に育むもの。

情熱が冷めたときこそ、
真の愛情が試されるんじゃないかな。

情熱は本能の部分だから、
誰でも起こるし、あまり努力する必要はない。

情熱が終わり、愛情というものに移行していく。

性差もあり、考え方、嗜好、価値観は違う。
お互い相手のことを気遣い思いやりをもって接していく。
多少の努力なくしては
やっぱり続かないだろうね。

そうやって育んだ愛は
きっと多少のことがあっても別れることはない。
強固な愛になっていっているから
心配ないのだ。