僕はどちらかと言えば、
感情移入が激しいため、
しんどくなることが多い。

アンテナを働かせ、
知らないことを知るっていいことだけれど、
知ったことでしんどくなるようだったら、
知らない方がいい。

ちょっとした疑いから、疑念を抱いたとき、
誰しも真実を知りたいと思う。
だけど、
ある事実を知ったことで、
衝撃を受け、それがトラウマになる
なんてある。

「知らぬが仏」

事実を知れば感情に振り回されることも、
知らなければ仏のように心おだやかでいられる。

やっぱり穏やかでいたいからね。

恋人でも、
夫婦でも信頼の上で成り立っている。

しかし、信頼関係があっても何でもしていいというと、
それは間違いのように思う。

それは理想はかもしれないけれど…
人間って、すべて自分のことをさらけ出しているかと言えば
ぜったいそうでない。

彼には言えないけれど
同性の友達には言える。
家族には言えないとか。

相手によって、
ここまでと自分で決めている。

一人の相手に100パーセント
心を開いていない。

自分しか知らないのって、
誰しもあるんじゃないたろうか。

覗かれたくないものって。

携帯やスマホでいうと、
お相手が見ていいよって言うなら
話は別だけれど、
人間というのは信頼関係があっても
良かれ悪しかれ、
そういう生き物なんだということを踏まえたうえで、
行動すればいいのだ。

お相手の隠し事は許されないなら
さて、自分は隠し事がないのだろうかと
自分に置き換えればいい。

浮気をしているかどうかわからないけれど
信頼していたなら、
わからないほうがいい。

携帯スマホは
今や秘密がいっぱい詰まった個人情報、
心の中が覗けるみたいなもの、
日記を見るようなものなんだよね。

だから、いくら親しくても
見ることはタブーだ。