異性スキルライセンス 熟年ラブ 大人の恋 アラフィフ・アラカンブログ

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さびしい ひとりぼっち

『独生独死独去独来』 
という言葉がある。


人間は元来孤独な存在というのが 
仏教の見方だ。


人間はひとりで生まれてきて、
ひとりで死んでいく。


生まれてきたのも独り(ひとり)、 
死んでいくのも独り、 
どこからか独りで来て、 
どこかへ独りで去っていいく。 


人生は 
『独生独死独去独来』の旅路だ。



ひとりぼっちになったとき、
僕も含めて、みなさんもふとしたことから、
さびしさと向き合うことがあると思う。


今は子どもたちがいて、
賑やかな家族がいて、
なんて思っていても、
いずれみんなこの家から去っていく。
自分が先に逝くかもしれないけれど、
連れ合いもいずれ亡くなるだろう。


行く先は、いずれ一人になるということだ。
一人暮しの老人がなんと多いことか…。
長生きする時代だしね。


元々これが人間の宿命みたいなものだから、
自分だけではないということを
おさえておけばいい。
そしたら、少しは楽になる。


ひとりでも
さびしさを感じない人もいる。


ずっとひとりで暮らしている、
以前はさびしかったけれど、
今はそうでもない。


ひとりという、
その環境は何も変わっていない。
しかし、さびしさはなくなった。
だとすると、
かわったことは何?


やっぱり、心の問題かな。


家族がいても、パートナーがいても
さびしく感じるときがあるんだよね。


自分が置いてきぼりになったような…。
自分という存在が価値あるものか、
必要とされているのか、


これって、結構さびしさに関連する。


僕も一人暮らしだけど、
今はまったくさびしくない。
それはね、
ワンちゃんが病気になり、
介護している毎日だから…。


この子にとって、飼い主である自分がいないと、
死んでしまう。
自分が必要としているからね。


通院したり、傷口のガーゼや、
汚したペットシーツを取り換えたりと…。


僕も時折、
さびしさがおし寄せてくることがある。
今、そんな状態だから全然さびしくない。


早く元気になってほしいと
毎日面倒見ている。



僕思うに、
さびしいときって、
もちろん
一人暮しという物理的環境もあるんだけれど、
本質はそうじゃないように思う。


家族がいて、一緒に暮らしていても、
子どもや孫たちたちが集まり、
ワイワイがやがやと
喧騒の中に居ても
そういうときがある。


ズバリ、心が弱くなっているときだろうな。


他人に頼っている、あるいは頼ろうとしているとき、
心が依存しているとき、
これじゃないかと思う。



他人のことが羨ましいとかで、
まわりを羨望の目で見てしまう。
これって嫉妬心、
依存と嫉妬は同類根だ。


こんなさびしい自分をを助けてほしい。
自分に何かをしてほしい。
愛情を注いでほしいと願う。


心が自立できていないんだよね。
してほしいことばかり望むから、さびしくなる。


そしたら、さびしさを払拭させるには、
その反対のことをしたらいい。


されるより、してあげる。
積極的に相手を助けてあげる。
自ら愛情を注ぐことだよね。


してあげたいという気持ちがあれば、
さびしくない。


そういうことかな。


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