婚外恋愛は、ある意味割り切りがないと、
難しい。

一番は罪悪感だろうなぁ。
罪悪感とのたたかい、
この気持ちは男より女性が強い。

自分の旦那はそうでもないけれど、
子どもや相手の奥さんにわるいとか、
今、自分の行動は悲しませる人をつくっていると…。

そういうことで、罪悪感が重くのしかかる。

そのしんどさから、
別れるのがいいと結論付ける。

もし不倫のしんどさが自分を責め、
苦しくなるようなら、
やっぱり、ここはスパッと別れるべきだと思う。

自分は婚外の恋愛には向いていないと…。

そういう想いを打ち開けると、
彼が逢いたいという。

「君がいないと僕は…」
「君しか愛せない」

なんて言われるとまた、ずるずると続いていく。

それは女性は基本受け身だから、
愛されたいという想いが強い。

愛されたいが強いから
別れられない。

最後の恋などと思ってしまうのは女性だ。

愛されたいは
過度に期待しているところが往々にしてある。

だから、男に振り回されるし、
男のいいようにされる。

「恋を上手に終わらせることができない女性」
が出来上がる。

いつも自分の心に聞く。
自分はこの人を愛しているのだろうか…。
好きなんだろうかと…。
好きでいてくれるから、自分も好きかもしれない…と。

他に、
別れられない理由に「情」というものがある。
ちょっと分かりにくい感情だけど…。

家族みたいなものだから、
嫌いになったわけではないし…とね。

こういう関係を
「腐れ縁」
なんて言うよね。

離れよう、
縁を切ろうとしても断ち切れない関係だ。

じつはこういう関係は
ほんとうは好ましくない
関係なんだよね。

それはなぜかというと、
やっぱり自分がしんどくなるから…。

別れようか、このままいようか、
それを考えると胃が痛むとかで苦しい。

それは心の迷い、
仏教ではこの様な心の迷いからくる妄想は…
まさにそれは「煩悩」だ。

自分の気持ちより相手の気持ちを考えちゃうとか。
お相手に依存している関係だ。

依存すると
迷いがでる。
依存すると
苦しむ。

付き合うなら依存しないこと、
自分がしんどくなるからね。

「この人はわたしを必要としているか？」
じゃなく
「わたしはこの人を必要としているか？」
で決めればいいんじやないかな。

こういう場合も
まわりに流されず
自分の心に聞いて決めること。
それが一番いい。

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