日本の外交は弱腰だと言われる。
2016年だったかな、
その日露外相会談はよく覚えている。
もちろん、北方領土問題をめぐる日露交渉だ。

岸田外相と
強硬派と言われるロシアのラブロフ外相、
会談後の共同記者会見をみていた。

モスクワで記者団に
岸田外相は
「外相会談と夕食会の４時間半あまりのうち、半分は北方領土問題について議論した」
と言ったところが、
ラブロフ氏がすぐさま
「そういう話はしていない」
と否定したのだからびっくり、
ムッとしたような表情で中々席を立たなかった岸田外相、
記者会見をみていて、
こっちもムッとしてしまいました。
「なんで？嘘つきやなーラブロフさん、　ロシア人のイメージ悪くなるよ！」
ぐらい言ってやればいいのにって、思ったな。

ロシア専門家は、
ここいうのがロシアの外交戦術だというのだそうだ。

嘘も平気で付き、
番狂わせをさせ有利にもっていく、
目的は、領土交渉を先送りしながら、
経済協力を取りつけるという。

北方領土なんて、自国のもの
交渉自体ナンセンスと思っているのかもしれない。
外交とはこういうものかと、
なんか人間不信に陥るね。

正直、日本人みたいな誠実さは通用しない
ことになる。

日本人の美徳か、
仕返しせずただ沈黙だったのは
日本は成熟した大人なんだと思いたい。

人間関係なら、
こんな相手とはまず付き合いしたくない。

ロシアのゴタゴタもロシアのしたたかさが
根本的にあるのかと思うようになった。

政治の話が本題ではありません…。

ロシア人のこと、
ロシア人は離婚率世界でトップなのだそう。
離婚率がなんと多い年で80%だと言うだ。
オソロシアだ。

広いロシアという国、民族も多種多様、
平均60パーセントと言われる。
しかし、半数以上は離婚というのだから驚く。

日本の離婚率は約35％前後、
熟年離婚は多くなってきたけれど、
その比じゃないよね。

外交のようにしたたかで、
妥協しないロシア人の気質なのかなー、
なんて思う。

ただ、法律が影響しているみたい。
別れることが容易だということ。

高い離婚率の主な要因は自由度の高い家族法なんだとか。
ロシアではあまり手間も金も時間もかけず、
簡単に離婚ができるみたい。
「パートナーの同意なしでも結婚生活を終結させます」
なんていう広告があるそう。

日本も法律が変わり、
別れやすかったら
ロシア並みに行くんじゃないかと思うね。

とくに熟年離婚…。

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