異性スキルライセンス 熟年ラブ 大人の恋 アラフィフ・アラカンブログ

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「嫌老」から「賢老」へ 世代間格差確執


敬老の日ですね。


作家の五木寛之が生み出した
「嫌老」という言葉、


老人は嫌われる


高齢者のあり方を考えさせられる
衝撃な本のタイトル
『嫌老社会を超えて』
は話題になっている。


自らも80歳を超え、
自分自身も見つめた内容であると述べています。


老人は嫌だという社会が
近い将来訪れるといいます。


高齢化が進み、
老人が多数を占めようとする世の中になってきました。


昔ならこんなに長生きすることもなく、
ある程度歳になればみんな逝ってしまいます。
今やどんどん平均寿命が延びて、
100歳以上の高齢者が全国に6万人を超えたといいます。
厚労省が人数調査が始まった1963年は153人だった。
98年に1万人、2009年に4万人、12年に5万人をそれぞれ突破した。


長寿のお祝いの
厚労省は今年度から9月15日に100歳のお祝いに贈る「銀杯」を純銀性から銀メッキなどに変更し、
膨らんだ事業費をケチらざるをえないという。


まさに長寿立国、未曾有の時代、
初めて日本が経験する時代なのです。



お年寄りが少ない時代は、
大事にされたのですが、
これだけ増えてくると、
大事にするというより、
高齢者が社会に逆に嫌われる存在になるというのです。



社会全体に占める比率が高まるにしたがって
そういう意識が顕著になるんだと…。


高齢者のためのシルバーシートも
数が足りなくなるでしょうね。
電車のほとんどがシルバーシートに
埋め尽くされるかも…。


スーパーのレジに並んでもお金を払うのに手間取り、
時間がかかる。


ひょっとみたら、
一円を一生懸命探している。


わたしも急いでいるときは、
ちょっとイライラしたことがあります。



しかし反面、元気なお年よりもいます。
スポーツジムへいっても高齢者ばかり、
ジムに励んでいる様子を見ていると、
そういう老人は
もはや「弱者」ではありません。


高額の年金をもらい、
悠々自適の生活、
若者の何倍もの社会保障費の恩恵を受けている。
甘い汁をすっているように見える。


元気なお年寄りに対する嫌悪感、
嫉妬ねたみ、世代間の確執は、
五木氏のいうように
広まっていくのでしょうか。


いやな社会になりそうです。


「嫌老」から「賢老」へと、
氏はさまざまな提案しています。


道徳論や精神論ではない
いくつか大胆な提案を行っています。


産業の転換、
高齢者主導で高齢者産業拡充していく。


一定以上の収入のある裕福な高齢者は年金返上する。


100歳以上の高齢者の選挙権の辞退を認めるなど。


高齢者ばかりの社会、
政府も現実的な政策をすぐにでも
先手を打ってやってほしいです。



ネットサーフィンしていても、
高齢者のブログ、
増えてきたと思いませんか。


恋愛も高齢者が席巻していくでしょう。


若者は草食、高齢者は肉食
若者男子がひいてしまう。
若い女の子が高齢者に口説かれ、
年の差カップルが増えていくかもしれませんね。
高齢者女子もきっと負けてはいない。
イケメンを狙ったりなんかして…。


いずれにせよ、
誰しも老いるのに
世代間の確執がないような社会を望みたいものです。