辛いときにそばにいる ここ一番のときに必ずかけつける
日本人の寿命はどんどん長くなっている。
男も80歳を超えた。
人生ざっと80~90年の時代だ。
100歳も視野に入ってきた。
不幸にして事故や病気で、
若くして命を落とす人もいる。
それも寿命なのかなー、なんて思ってしまう。
というよりも、
いろんなかたちで理由付けして
寿命だと思わないと
かわいそうでやりきれない。
以前放映していたドキュメンタリー
HBC北海道放送が制作した
「記憶障害の花嫁 最期のほほえみ」
は、主人公つかささんの生き様を
5年間という長い取材を重ねたものだ。
小柳つかささんは、
高校2年の時に交通事故に遭った。
意識不明の重体になるが、奇跡的に助かる。
しかし、半身麻痺と記憶障害という
重い後遺症を負うことになった。
しかしつねに前向きで、
持ち前の明るさでリハビリに取り組み、
困難を乗り切っていくのだ。
そして好きな人が現われ、結婚し妊娠する。
それはつかささんの夢でもあった。
帝王切開だが、
つかささんにそっくりな元気な男の子がうまれた。
しかし、その直後に急性妊娠脂肪肝という病気を発症して、
亡くなってしまう。
28歳という短い生涯だった。
北川景子さんと錦戸亮さんが出演する
「抱きしめたい ―真実の物語」
という映画にもなった。
【映画・予告】『抱きしめたい −真実の物語−』2014.2.1 公開
彼女は不自由な身体であってもつねにで前向き、
明るくって茶目っ気があり、いつもポジィティブ思考で、
羨ましいぐらいの性格の持ち主だった。
そんな彼女だから、
自分の夢を実現させた。
彼女の生きる力にあやかりたいものだ。
短い一生でしたが、中身の濃い
人生だったと思う。
だから、若くして亡くなっても
せいいっぱい生きたから安心して逝った、
寿命と思いたい。
彼は真実の愛の持ち主、
いつも彼女に寄り添っている。
彼女が辛いときに、そばに居る。
ここ一番のときは必ず居る。
必要な時だけいつもそばに居る。
ただそばに居るだけでいいんだよね。
辛いときは誰かに気持ちを聞いてほしいもの、
一人になりたいと言われれば、
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