異性スキルライセンス 熟年ラブ 大人の恋 アラフィフ・アラカンブログ

日常のさまざまを発信しています。大人の恋も…ブログで綴りべんきょうしています。

みんなひとり旅なのだ 寂しいのは当たり前



西城秀樹も逝ってしまった。
家族を残し、たったひとりで旅立った。


人間はこの世にひとりで生まれて
あの世に、またひとりで逝く。


ひとり旅なのだ。


仏教では
「独生独死 独去独来」(大無量寿経)
「独り生まれ、独り死し、独り去り、独り来たる」


生まれてきたのも独り
死んでいくのも独り
どこからか独りで来て
どこかへ独りで去っていいく


初めから終わりまで独り、
本来私たちは「ひとり」なのだ。


人生が寂しいのはそこに原因がある。


家族がいても
仲の良い友達がいても
大好きな彼氏がいても
やっぱり寂しいという。


わたしの寂しさ、
その苦しみ、悩み、辛さ
分かってほしいと訴える。


いくら彼氏でも
全部わかってくれる人なんていない。
そんなの無理じゃないかな。


口では
「その苦しみ、分かるよ」
と言ってくれるけど、
100パーセント
心から分かることはできない。


「彼はわたしのこと、全然わかってくれない」
と不満があったとしても
それは当たり前のことだ。


心底からわかってくれる人は誰一人いない
と思えばいいのだから。


逆に自分は相手のことを
分かっているか、
自分はできないのに、
人には要求するのは
おこがましい。


お釈迦様は
わかろうと努めてもできないことなのだ、
と説かれている。
人間には、そんなことできない。


それを人に求めても無理なのだ。
その孤独を救う力はない。


だから人生は
『独生独死独去独来』の旅路なのだ。


みんな寂しい、


孤独は辛いこと、
悲しいこと。


誰もが孤独との背中合わせに生きている。
孤独を背負って生きている。
孤独と共に生きている。


孤独を耐えなければしょうがない。
孤独だからこそ、
それに負けないようにアクティブになるようにも思う。


孤独も修行の場としてとらえていいんじゃないかな。