異性スキルライセンス 熟年ラブ 大人の恋 アラフィフ・アラカンブログ

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嫉妬という魔物 愛を要求してしまう



「冬のソナタ」を観ていたら、
サンヒョク(主人公ユジンの婚約者)は
ミニョンが現れてからずっと嫉妬している。


サンヒョクは嫉妬で自己嫌悪に陥ったり、
「ユジンは君に渡さない」
という独占欲さを露呈したりと、
結局10年間付き合って、
婚約まで至ったのに
ユジンの心をつかめなかった。


ユジンにも初恋の人を今も忘れられないという
問題はあるけれど、
それにしても彼をダメにしたのは嫉妬という魔物だった。


嫉妬は女の専売特許的でもない。
男の嫉妬って激しい。


修行僧でさえ、
煩悩の中で、最後まで残ってしまうのが「嫉妬」なのだ。
それほど嫉妬というのは厄介なもの。


彼は嫉妬ゆえ、ユジンに何度も愛を要求する、
彼女を困らせるのだ。


本人も辛いけれど相手もしんどくなる。


たとえどれだけ愛されたとしても、
受け入れられないのだ。


ユジンもサンヒョクに応えようとするけれど、
彼女は無条件で自分を愛してくれたのではない、
自分が要求したからしぶしぶ従ってくれただけということが
わかる。


ますます疑心暗鬼になる。


何度かやり直しをするけれど、
一時的な優越感がえられるだけで、
心からの幸せは感じられなかったサンヒョク。


そして別れの予感、
観ていたら、サンヒョクかわいそうだなー、
なんて思う。
誠実なサンヒョクでも、
嫉妬には勝てなかった。


誰しも起こりえる嫉妬、
「自分は愛されているのだろうか」
という疑念


だから愛を要求する。
「わたしを愛している?」
「本当にわたしのこと好きなの?」

って。


でもこの言葉は相手には入らない。
「嫉妬しているんだよ」
「だからもっと愛して」

と叫んでいるだけだ。


そんなこと気にかけず、
「あなたといるととても楽しいよ」
という態度だけを示すほうがいいのに。