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祈る事しかできない…「ともしび」 母のこと


ご主人を亡くした、彼を亡くした、
大切な人を亡くされ、
ブログにその想いを綴られている人がいる。


きっとね、そのときは
涙も出ないぐらいのショックに違いない。
後々までもその悲しみは消えないのだ。


想い出すたびに涙する。
いっぱい涙してきただろうな。
今も過ると、また涙…。


亡すって一番悲しいことだ。
別れることなんて、屁でもない。


一生会えない辛さは
その喪失感は立ち直れないほどの傷みだ。
心に重しがズシンと乗っかっている。
自身も身体の変調を来たす。
そのまま引きこもり、うつになる人もいる。
後を追いたい、死んでしまいたい
と思うのだ。


年の順に死んでいくのなら納得する。
子どもを先に亡くした人も少なくない。
できれば自分が変わってやりたいと…。




大切な人といえば、
これまで生きてきて、
僕の場合は両親かな。


母は47歳で突然死、
死因は心不全、元々心臓がわるいと通院をしていたのだった。
そのとき祖母も健在だった。
娘を先に逝かせた祖母の辛く悲しい
あの顔が記憶にある。


僕は親元から離れ、
大学を入学したばかり、
まもなく夏休みに入り、帰省する予定だった。
帰る前に知らされた。
あっけなく亡くなったのだ。


聞かされた時は、
足がガクガク震えた。
ショックのあまり、頭がボーっとなった。
涙がでない。
後で涙が止めどなくこぼれてきたことを思い出す。


今、母の年をはるかに超えてしまった。
僕にとっては歳をいかない
いつまでも若い母親なのだ。


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病に侵され徐々に蝕まれていく身体、
弱っていく姿を見ながら最後を看取るより、
母のようにあっと言う間に亡くなったことの方が
良かったかなー、なんて思う。


医師から余命宣告を受け
助からないだろうと思っても
やっぱり奇跡が起こると信じるんだよね。
何もできない、
ただ、元気になってほしいと祈るしかない。


「ともしび」という八代亜紀の歌、
病魔と闘う男性を、ただ見守り祈る事しかできない女性の切ない心情を描いた
歌だ。



あまりにも哀しい結末を待つ愛し合う男女の物語だ。
あんなに愛しあったのに…。
この手編みのカーデガンが
より悲しみを誘う。


あれから二度目の春がやってきた。
悲劇の別れとなった男性を
未だ想い慕い続ける女性の心情が表されている。


いつまでも

わたしの中に生きてるあなた


と…



「ともしび」 八代 亜紀(当時24歳)


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