異性スキルライセンス 熟年ラブ 大人の恋 アラフィフ・アラカンブログ

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大原麗子さんの役が… やっぱり愛する存在が…


はまり役、実はプライベートでも…


高倉健主演 映画「居酒屋兆治」観ていた。


元恋人さよ役の大原麗子さんの役が
はまり役で、彼女の将来を予言しているように、
映画を観ながらそう思った。


さよと一緒になりたかったが、
旧家の牧場主神谷久太郎(左とん平)との縁談に、
が持ち上がった、
貧しかった兆治(高倉健)はさよの幸せを願って身を引く。


その後、さよの不注意から牧場が火事に見舞われ、
さよは街から姿を消してしまう。



兆治のことが、忘れられず
精神的な病になっていた。


ある日兆治の前に現われる。
「あんたが悪いのよ」
と言い残して去った。



エンディングは、
兆治と一緒に写ったフォトを抱きしめながら旅立つという
とても悲しいいもの。




実際の女優
大原麗子さんの最後とオーバーラップしてしまった。


彼女は62歳の若さでひっそりと生涯を閉じた。


3億円の豪邸で孤独死、誰にも知られることなく…


3日が経過してから
家族によって発見されたものだったという。



晩年は、体調が芳しくなく
心身のバランスを崩し、
心の病にかかっていたようです。


女優としての仕事もほとんどなかったみたい。



大原さんの姉代わりだったのは、
女優浅丘るり子さんに
いろいろ相談にのってもらっていたみたいだった。
しかし、夜中の2時3時、時間にお構いなく電話していたそうだ。



葬儀の弔辞の中で浅丘さんは、
長々と人様や自分の不平不満を訴えるだけの一方的な長電話だったという。


病に苦しんでいたのだろう。


元夫、渡瀬恒彦のことを今だ想っていたようで、
まるでこの映画のようだ。


役として演じているのですが、
案外プライベートを体言しているようにも感じました。


はまり役をしていると
そのようになるのか。



美貌と名声を手に入れながらも幸せとは限らないのだ。


やっぱり愛する存在が…