異性スキルライセンス 熟年ラブ 大人の恋 アラフィフ・アラカンブログ

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親より先に死ぬのは親不孝? 深い悲しみは深い愛情があった証


こちらへ来て、
仲良くさせてもらっているNさんの娘さんがお亡くなりになった。


Nさんは80歳をゆうに超えているけど、
かくしゃくとしています。


「50mぐらいだったら、競争してもいいよ!」
僕に挑戦状をたたきつけるには驚いた。


健康長寿の遺伝子を備えているかと思うほど、
元気な高齢者だ。



亡くなった娘さんは50代半ば、
娘さんは僕と同じ年代です。



ガンを発症し、検査したら手遅れ、
あっという間に亡くなった。
人生まだまだこれからというお歳、
ほんとうに若すぎる。


子どもを先に逝かせた親の心中は、
想像だにできないけれど、
その悲しみはきっと親が亡くなったより辛いだろうな。
奈落の底に突き落とされた心境に違いない。


実は僕の母も同じように
47歳の若さで亡くなっている。
まだ、元気な祖母がいた。
しかし、祖母は葬儀には出席できなかった。
精神的なショックで、寝込んでしまったのだ。


病気なのだからしょうがないのに、
昔から
「親より先に死ぬのは最大の親不孝」


なんて言うけれど…。


生きているとき、子どもに
このような言葉を言って、

体を壊すような生活をしなさんな、
自ら命をたつなんてことはぜったい良くないこと、
親を心配さてはいけないと、
戒めのように言ってきたんだろうと思う。



「ご愁傷さまです。」
「お力落としのないよう に…。」


と、ありきたりの文句を伝えるしか、
僕には言葉が見つからなかった。


しばらくは悲しみ辛さと向き合う毎日、
子どもが小さかったころ、学生のとき、結婚のとき、
思い出がぐるぐる巡り、
何で親より先に死んでしまったのと、
きっと悔しい気持ちがしばらくは続くだろう。


でも、
悲しみが深ければ深いほど、
同じように
子どもへの愛がとても深いということだ。


逝ってしまった子どもは、
その深い悲しみと
同じ深い深い愛情に包まれて育った。


だから、幸せな人生だったと思うのだ。
亡くなった子どもは幸せに逝ったんだと…。