異性スキルライセンス 熟年ラブ 大人の恋 アラフィフ・アラカンブログ

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セミは草食系はいない 短い命、恋が成就したら 命が尽きる


夏のはじめ、
蝉の抜け殻をたくさん見つける。


木の幹や枝で脱皮した後がいっぱい、
畑でも見つけたよ。
その野菜はトマト、
トマトの伸びた幹に抜け殻が…。


きっとトマトの好きなセミだったんだ。



長い幼虫期間を経て
大人のセミになった。
夏の季語で「蝉時雨(せみしぐれ)」
ってあるけど、
セミの鳴き声は夏の風物詩だ。


それにこの暑さの中でも…。
昔の暑さと違うように思う。
元気な子どもでも倒れてしまう危険な日もある。
外出禁止の中でもミンミン鳴いている。


地球温暖化、
あるいは人間が
暑さに弱くなってきたのか、
ほんとうは、
セミも暑さに弱いんだそう。


毎日聞かされるとちょっとうんざりするぐらい、
あのセミの大合唱、
耳をつんざくぐらいの音量、
暑さもなんのその、
それだけがんばるのは、
精いっぱい鳴いて
メスにアピールしているんだよね。


セミは成虫になってしまうと
少ししか生きられない。
長くて1か月しか生きられない


ひと夏の恋なんて言うけど、
人間のひと夏の恋とは違い、
この夏限りの命だから、
最初で最後の恋だ。


草食系のセミはいない。
この夏しかチャンスはないんだから…


そしてこの短い限られた命だから
思い切り恋をしている。


だから、あの音量なのだ。
鳴き声はものすごくエネルギーを使っている。
恋のために
命がけで鳴いていると言ってもいいだろう。


恋が成就したら
命が尽きる


人間も、セミのように限られた命なら
恋がめんどくさいと言われる
昨今の若者たちも
かわっていくのかな。
草食系もいなくなる。


セミは草食系はいない


セミを見習って
命がけで恋をしてほしいもの。
命がけで生を全うしてほしいもの。



その夏も終わり
今度はあちこちにセミの死骸が見られる。
仰向けになって死んでいる…。
仰向けになっているのは、
死後硬直で足が伸びるため、
せいいっぱい生きた証だ。


しかし、いつまにか死骸は無くなってる。
きっとアリさんや鳥などに食べられて
成仏するんだな。


限られた命、
精一杯生きて生を全うしたセミたち、
人間みたいに途中棄権して
自分で生を拒否することはしないんだよね。


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