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別れを怖れる必要はない 映画『ハナミズキ』


ブログを通じて
北海道の人と仲良しになった。
僕は3度ほど、北海道へ行ったことがある。


広大な原野を直線道路がずっと走る光景はすばらしい。
地平線が見えるんだよね。


その人は道東、とても素敵な方だ。
美しい沈む夕日、タンチョウヅルのフォトを送ってくれた。



2010年東宝系で公開された日本映画
『ハナミズキ』という映画、舞台は北海道だった。


紗枝(新垣結衣)と康平(生田斗真)の純愛ラブストーリー。


出会いはどらちらも高校生、
ひょんなことで出会った2人は恋に落ちる。


しかし、紗枝は夢を追って東京の大学へ、
夢は海外で働くことだ。


康平は地元父の後をついで漁師になる。


遠距離恋愛は、
日々の忙しさからコミュニケーションも取れない。


連絡も携帯がまだ普及していない時代、
公衆電話でのやりとり、
気持ちはあっても疎遠になっていくのはしょうがない。


漁をしていた時、船長であった康平の父が突然倒れ、
帰らぬ人に…。
漁船の借金もあり、自己破産する。


母と妹を救うためにも、
康平は漁師としてここで一生生きていくことを覚悟する。
そして、自分とは全く違う世界に住んでいる紗枝とは

別れを告げることになる。


月日は流れ、
康平は地元の幼なさ馴染みだったリツ子( 蓮佛美沙子)と結婚する。
リツ子は康平のことが好きだったのだ。
しかし、父の残した借金などの経済的なしんどさや
また紗枝が忘れられない康平、
その感情も相まってりつ子と康平は離婚する。


紗枝は念願の海外で働く。
アメリカ、ニューヨークだ。
そこで大学の先輩だったフリーのカメラマン純一(向井理)
にプロポーズされるが、
紛争地域に立った彼は銃弾に倒れる。


運命に翻弄されながらも二人は
また出逢うことになる。


10年の長きに渡る純愛物語だ。



ロケは北海道釧路市
湯沸岬灯台でのファーとキス、
抜群のロケーションだ。


そんなロマンチックな映画のシーンを思い出していた。



別れがあっても、
別れざるを得ない状況があっても、
また縁があれば繋がる。

逢えることもある。


運命なのか、
未来は予想だにしない展開になる。


だから、別れを怖れる必要はない


まだ逢えると信じていたら…。




【新垣結衣】《ハナミズキ》花水木 MV

一青窈 - ハナミズキ


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