異性スキルライセンス 熟年ラブ 大人の恋 アラフィフ・アラカンブログ

日常のさまざまを発信しています。大人の恋も…ブログで綴りべんきょうしています。

モノより気持ち…思いやり 愛が確認できた

よく結婚式で
神父から授かる夫婦円満のルールというもの、
たとえば、
物語を例にあげて、新郎新婦に聞かす。


ある夫婦のお話だ。
オー・ヘンリーの代表作
「賢者の贈り物」


夫婦となった今、
このお話のように
お互い思いやりをもって
歩んでいってほしいという。



ある貧しい若い夫妻がクリスマスに
相手にプレゼント渡すため、
何を買おうかと思案している。


妻のデラは懐中時計を吊るすプラチナの鎖を、
夫ジムは妻が欲しがっていたべっ甲の櫛を買うことに決めた。


しかし、お金がありません。
そこで、なんとか工面する方法を考えるのです。


この夫婦には自慢するものが2つあった。
妻のデラの長い髪と、
夫のジムが祖父から受け継いで大切にしている金の懐中時計。



デラは自分の長い髪をバッサリ切って髪を売ってお金を工面する。
ジムは懐中時計を質に入れ、お金を工面する。


自分の大切にしているもの売って
プレゼントするのだ。


デラはプレゼントするプラチナの時計の鎖を用意し、
ジムの帰りを待っていた。


そしてジムは帰って来た。


デラの顔を見てびっくり、棒立ちになってしまいました。
あの美しいデラ髪の毛が無くなっていたから。


デラもプラチナの鎖をつけるはずの、
ジムの金時計もなくなっていた。


喜ばせようとした
お互い渡すプレゼントは無駄になってしまった。


しかし、彼らはお互いの「思いやり」を受け取った。


自分の一番大切にしていたものを犠牲にしてまで、
愛する者を喜ばせようとした。
その「思いやりの心」を互いに受け取った。


モノより、
やっぱりお互いの相手を喜ばそうとした気持ち、思いやりが嬉しいもの。



愛を確認し合えたことで、
より二人の絆が深まったんだよね。