異性スキルライセンス 熟年ラブ 大人の恋 アラフィフ・アラカンブログ

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愛情はたっぷりと… 子どもへの影響


映画を観ていた
「麦子さんと」
堀北真希さんがヒロインだ。



映画『麦子さんと』予告編


本屋でアルバイトをしながら声優を目指している麦子(堀北真希)23歳、
兄憲男(松田龍平)と2人で暮らしている。


子どもを捨てた母親(余貴美子)が突然訪れ、
一緒に住もうと言い出す。


彼女はラブホテルの清掃で生計を立てている。


二人は知らないけれど、母は肝臓がんを患っていた。


憲男が自分の母親のことを「ばばあ」と呼んで、
蔑むような態度、
「子供を棄てて出て行ったくせに今更一緒に住もうなんて虫が好すぎる」
「帰ってくれ」

憲男は一旦は追い出し、拒否を示すけれど、
母は月15万円の援助をしてくれているのもあり、
(妹の麦子は知らなかった)
仕送りもしんどくなってきたことを聞き、
一緒に住めば、一人暮しと違って経済的だ。


お金の面でこっちも助かると思い、兄は承諾したんだろう。
麦子は小さかったので、母の顔も知らなかったのですごく戸惑う。


しかし、自分たちは捨てられ、その感は兄をみていたらわかる。
実の母ではあるが、母とは呼ばない。


母のすることを煩わしく思う。


夕飯の用意も子どものために甲斐甲斐しく母親だけど…。
長く子どもたちをほっておいた責任、
自分を責めているんだね。
母親も卑屈になって、子どもには言い返せない。
時には暴言を吐かれる。


兄妹とも、自分たちは捨てられた感が強い。
それが憎しみとなっている。
「あなたのこと、母親だと思ってないから」


そのきつい言葉を最後に、
母はここで亡くなってしまう。


実の母と言いながら、
二人とも涙一つ見せない。


その後、納骨のために母親のふるさとを訪れた麦子、
母の青春時代を知らされる。


母の人生を通して、母を憎んだ自分の気持ちに
変化が表れる。


まあ、そんな内容だ。



母はわたしを捨てた、
その気持ちがいつもどこかにあり、
憎しみ、人を信じられないという
心のゆがみとなって表れてくるのは間違いない。


捨てられたことでの自己肯定感の欠如、
「自分は大切な存在でない」
「自分が大切に思われていない」


とくに子どもは感受性が強い、
愛されていないと感じると、
他人を信じられなくなる。
憎しみをもつようにもなる。


愛情薄い子、愛されていない子は、
健全に成長しない。


子どもは大人と違う、
まだまだ未分化なのだ。
その態度や感情表現に痛みや不安がどこかで現れてくる。


たいせつな時期に子どもを手放す。
たとえ一時的にしろ…。
よくないよね。



婚外の恋、不倫は賛成でも反対でもない。
しんどさ苦しみの中、
やっと癒しを見つけられたんだよね。


それに至ってしまったのは理解できる。
夫婦関係が持ちこたえられない
きっと限界だった人もいるし、
あるいは、女として男として見られない失望感とか、
複雑なものがある…


しかし、別居、離婚の危機、長年の不和、
夫婦として成立していないこと、
子どもへの影響は避けてとおれないね。


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