異性スキルライセンス 熟年ラブ 大人の恋 アラフィフ・アラカンブログ

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完璧を求める悲劇 「青春の輝き」完璧な愛を求めてはいけない


生きていくうえで
いい加減な方が楽しく生きれるなー
なんて思うときがある。


いい加減というのは、ルーズだとか
信頼がない人とか言うんじゃなくて、
そんなに完成度の高い人間を目指さないでいいじゃないか、
っていうところかな。


自分はいいんだけれど、
相手へも
それを求めるってあるからね。


人間誰しも完璧な人はいないし、
また完璧を求めると、神経が病んで、
治らない病気になる。



摂食障害で亡くなった「カーペンターズ」の妹、
美声のカレン・カーペンターは
完璧主義だったみたい。



カレンがダイエットを始めたのは、
「芸能人にふさわしい完璧な体型が欲しい」
と考えたことがきっかけと言われている。


久しぶりに彼女の美声を聴いていた。


もうあの美しい生の声は聴けないけれど、
いつまでも心に残る。



カーペンターズの曲の中で
『青春の輝き(I Need To Be In Love)』
は好きな歌だ。


歌詞がカレンが書いたもの、
きっと自分自身のことを歌っていんだろうな。




The hardest thing l've ever done   
Is keep believing               
There's someone in this crazy world for me



私の人生の中で
いちばん難しかったこと…
それは
こんな歪んだ世界の中で
いつか私を本当に愛してくれる人が現れると
信じ続けることよ



I know I need to be in love
I know I've wasted too much time
I know I ask perfection of
A quite imperfect world
And fool enough to think that's what I'll find  


そうよ
私に必要なのは誰かを愛することね


わかっているわ
どれほどの時間を
無駄に過ごしてきたかっていうこともね


そう。
こんな不完全な世の中で
私は完璧な愛を望んでいたのよ
そして、今でも
その愛を見つけられると思っている
私は、なんておバカさんなのかしらね




青春の輝き / I Need To Be In Love [日本語訳付き]  カーペンターズ



自分でわかっていながら、
彼女は拒食症(神経性無食欲症)で亡くなった。


少しぽっちゃり目のカレンが、拒食症を引き起こすほどダイエットに励む。
兄に「少し太っている」と言われたり、
常に人に見られるアーティストという職業が災いした。
売れるとやっかみから、いろいろからかう人も出てくる。
音楽誌に「太っちょ」と書かれた事も原因だった。


完璧を求める彼女の行く先は
悲しい結末だった。


完璧は人生を狂わす。


完璧な愛を求めることも
実は愛から遠ざかっていくんだろうな。