されたことは倍返し それでとんとん
「刻石流水(こくせきりゅうすい)」
という言葉がある。
意味は
受けた恩義はどんな小さくても心の石に刻み、施したことは水に流す
ことを言う。
もともとは、仏教経典にあった
『懸情流水 受恩刻石(情を懸けしは、水に流し、恩を受けしは、石に刻むべし)』
から来ている言葉なんだそうだ。
人から受けた恩は、その人に返すのみならず、
より多くのひとに施すこと。
そして自分が施したことは、
その瞬間に忘れる事。
簡単そうだけど、
なかなかできないことだ。
相手にしてあげたことをしっかり覚えていて、
されたことは案外忘れているって多いんじゃないかな。
だから、
「こんなにしてあげたのに~」
って愚痴をいう。
してあげたことを忘れたら、
そんな愚痴なんてない。
「こんなに愛しているのに、」
ってなる。
僕も偉そうに言っているけど、
されたこと
ちょっとしたことは忘れていると思う。
だから、
されたことは倍返しする
それでとんとん
そんなふうに思っている。
プレゼントのようなモノだけでなく、
優しい言葉をかけてくれたとか、
落ち込んだとき励ましてくれたとか、
お相手にしてもらったことって
いっぱいあるよね。
どれぐらい覚えているだろうか。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。